iTunesがiPodを認識してくれない。
パソコンがクソ以上に重たくて、まるで使い物にならない。

そんなイライラの中、久しぶりに聞きたくなって、
シェリルのふなのりっていう曲を聞いてみた。
歌詞を見て、ずっと昔に読んだ本を思い出した。

私がいまでもだいすきな作家さん。
でも、ちょっと恥ずかしいから、名前は伏せるね（笑）

その人のお話。
ちょっと難しくて、文章も決してうまくないんだけど、どのお話も、内容がすごく好きだった。
世界観がすごく独特で、文章の作り方とか、単語ひとつひとつがその世界観を引き立ててる感じ。幻想的で、なのに妙にリアリティがあって、すごく好き。
初めてその人の本に出会ったのが小学校か中学校のときで、それからずっとファン！

その中でも特に好きな作品が2つある。
1つは、初めて読んだ本。初めてその人の本を買った作品。
もう1つは、その人にしては珍しく分厚いハードカバーの作品。

どっちも、何回も読んでるのにほんと理解できなくて（笑）
でも、だから、好きなんだと思う。

なんとなく、その2つ目の作品のことを思い出した。

創作意欲を掻き立てられる心境っていうの？誰にでも、あると思う。
私の場合、それは決してポジティブな心境じゃない。あのキャラならこーゆーとき、こう動くよなとか、そんな想像は創作意欲にならない。
どちらかといえば、ネガティブ。どちらかといえば。
ちょっと違う気がするけど、退廃的な感じ。これはどう言ったらいいのかわかんないや（笑）
昔は常にそんな感じだったから、いつも何かしら書けてたんだけど、もう何年もそんな心境がなくて、創作することが苦痛。

いま思えばその人の作品、特に私の好きなその2つについては、私のいう退廃的世界観だったのかもしれない。
だから思い出したとき、ちょっとだけ、退廃的心境になった。
ああ、いまなら書ける。
そう思った。結局書かなかったけど（笑）

またその人の作品に触れれば、創作意欲は芽生えるんだろうか。